Sia...

>>siaと私

 変なイントロ、それが初めてsiaの曲を聴いた時の第一の感想。曲自体は気怠くてR&Bのような、
でも何だか違う雰囲気を漂わせていた。
某番組で存在を知り、その後某コンピでたまたま耳にしたのがそもそものきっかけ。
でもその時は単に「結構好き」程度でしかなかった。
それから数年後? ロズウェルのサントラをたまたま試聴。そこに入っていた曲、Destinyによって
sia熱に火がついた(笑) Destinyはzero7というUKグループの曲で、聴いた時はsiaがヴォーカル参加
していることなど全く知らず、聞いたことある声だと思っただけ。で、Destiny欲しさにzero7に
手を出し、siaがボーカル参加していることを知る(ちなみに他に1曲参加してます)。
siaのアルバムがあることを知りamazonで購入を決意。そんな中、2ndが出るという情報を得、
値段のこともあり、まずは最新版をゲットする。

 特大ホームラン…。これこそ、その時私が一番聴きたかった音楽といっても過言じゃない。
その音楽はzero7の影響をもろに受けたに違いない。私が耳にしていた彼女の曲とは全く違っていた。
とにかく不思議と心に滲みる音楽。鬱っぽい雰囲気を醸し出し、それでいて癒される。
声は何とも言いがたい唯一無二。好き嫌いは分かれるだろうけど、知っていて損はない。
タイミング良くzero7の新アルバムも発表され、私的に04年はsia祭りでした♪

>>sia簡単プロフィール

オーストラリアのAdelaide出身。フルネームはSia Kate Isobelle Furler.
住んでいた地域では皆音楽に関わる仕事をしていたんだとか。自身もCrispというバンドに属していた。
その数年後、ソロアーティストとしてUKに上陸、00年に発表したデビュー曲"Taken for Granted"で
一大旋風を巻き起こす。
翌年にはzero7のアルバム"Simple Things"にヴォーカル参加、"Destiny"はその年のBest Songにも
選ばれた。多分耳にしてる人は多いかと思います。名曲なのでまだの人は是非チェックしてみて下さい★

それから2年余り、冷却期間を経て? 2ndアルバムを発表。前作と雰囲気をガラッと変え、
自身の経験をより反映した作品となっている。
決してとっつきやすい作品ではないけれど、その奥深さは一度聴くと病みつき。
聴くほどに味わいは深みを増し、この音楽なしでは生きて行けないほどになるかもしれない。
最近の音楽に飽きた人には是非siaをオススメします♪

オフィシャルHP ⇒ http://www.siamusic.net/

- - - sia CD Review - - -

2nd CD "Colour The Small One"


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Title
Comment
sia2nd
2004.01.19
1
Rewrite
のっけからヤヴァイです。you don't know meと始まる歌詞なんて他にないだろう?! どんより始まりずっとどんより…。呟くような歌唱は1stでは見られませんでした。変化に驚き、ハマります。
2
Sunday
若干トーンが明るくなるけど、けだるい感じは残ったまま。サビの歌詞に注目。
Yeah, it will be ok. Do nothing today. Give yourself a break. Let your imagination run away...
3
Breathe Me
先行シングルとなった曲。これはPVが面白いです。歌詞は難しいのだけど、おそらく自虐系鬱ソング… 歌声から痛々しい感情が伝わってきます。
4
Bully
これは彼女が幼い頃に辛く当たった人への謝罪の意を込めた曲らしいです。結構穏やかな雰囲気がとても好き。
5
Sweet Potato
イントロ聴いて即惚れ。全体の流れが大好き。歌詞の意味はイマイチつかめないけど… Do you like Sweet Potato?
6
Don't Bring Me Down
歌詞はまんま。ツライ歌ですね。でも凄く好きな曲。私は鈍いからそういう状況があったとしてもそう感じないだろうけど(^^; シングルカットされました。
7
Natalie's Song
出だしが鬱っぽい。サビのバックの音に注目。鉄琴かな? 頭を離れません。彼女は私を幸せにしてくれる。そういう友達イイですね。
8
Butterflies
バタフライという言葉はあまり好きじゃないかも。曲は普通かな。
9
Moon
自分を月と見立てて書いてる曲。独特の世界があって不思議な感覚になります。すごく静かで穏やかな雰囲気。落ち着きます。寝る前にオススメ。
10
Church of What's Happening Now
一聴即惚れソング。歌詞、歌声、曲展開。とにかく全てがツボ。特にサビの歌詞、Throw away yesterday. Today is a brand new day. この言葉最高に滲みます。
11
Numb
最新シングル。この消えちゃいそうな歌声が好きです。サビは結構力強い感じ。
12
Where I Belong
スパイダーsiaのジャケが印象的な、これもシングル化した作品。一番クラブヒットしそうな感じ。というか、唯一アップテンポでにぎやか?な曲。
滲み込む速度が光速並。馴染みすぎるほどに馴染みます。1stからすると力が抜けてて凄くリラックスしてる感じ。前作を作った時期は彼女にとって辛いことがあったそうなのですが、今回はちゃんとそれを消化出来たようです。zero7とのコラボ経験も素晴らしい影響を彼女に与えたと思います。マジで最高。
オススメ #3,5,6,7,10,11,12

1st CD "Healing Is Difficult"


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Title
Comment
siacd1
2001.06.25
1
Fear
オープニングにふさわしくPOPで楽しい雰囲気を持った曲。おもちゃ箱っぽいイメージ。
2
Drink To Get Drunk
Jazzバンドにいた影響が伺える作品。何とも不思議な雰囲気。siaの声を堪能できます。
3
Taken For Granted
siaを知るきっかけとなった彼女自身のデビュー曲。アジアンチックな?イントロにハマり、今まで出会ったことの無かった気怠いヴォーカルに一耳ボレ。「こういう曲がいっぱい」を期待したら見事に裏切られました。でも買って損はしてません。
4
Blow It All Away
暗い〜 鬱とは違うけど、何でそんなにやるせない雰囲気を漂わせているのか、とても気になります。雰囲気としては凄く好みだけど、不穏過ぎるのかも(笑)
5
Get Me
通り過ぎます。特別好みじゃないうえに馴染みにくい。
6
I'm Not Important To You
これもjazz的アレンジ? の変な曲。歌詞分からないのだけど、タイトルからすると、クサってるんでしょうね… どうせあなたは私なんか目に入らないんでしょ。って感じ? 聴きづらい…(--;
7
Sober And Unkissed
楽しい雰囲気ではないけれど、fearと雰囲気が似てます。特別好きでもないので何とも言えません(^^;
8
Healing Is Difficult
タイトルソング。このイントロ、サーカス的。どれもイントロはおもちゃ箱。結構ガチャガチャしてます。曲の雰囲気としては#1,7 と共通してる感じ。ヴォーカルもカタめ。
9
Judge Me
ジャァァアアア〜〜ッヂミ〜というサビから始まります。ハウスやら2stepっぽい曲。verseはメロディがハッキリしてないのでウーム… でもサビの流れは好き。
10
Little Man
これ2ndシングルだったかな。jazzちっくなクラブソング。これもサビ以外は取っつきづらい。多分リミックス盤とかの方が聴きやすいんじゃないかなぁ…。
11
Insidiously
ラストソング。もうアルバム途中から完全BGM化しています。正直なトコ、Taken For Granted以外耳に入ってないかも(爆)
12
Drink To Get Drunk (Differentgear Mix)
前にもどこかで言いましたが、このタイプのmixは嫌いなんです。クラブ用にアレンジされたもの? remixで違う曲になるのはともかくこう言うのはno thanks.
マジで取っつきにくいです。シングル以外は。というか、大衆ウケしないオーラがムンムン。自分もこれには参りました(^^; 面白いを通り越して難解です。でも理解することも無いでしょう。っていうか、オイラにゃ無理。数曲はオススメしますが、アルバム自体はオススメしません。どんな感じか聴きたい人はオフィシャル行きましょう。代表曲が試聴できます。でも聴いたその曲が=アルバムではないのでご注意を…
オススメ #2,3,8,9

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